
カジュアルとドレスの良いとこどり = MIDDLEWEIGHT
ご無沙汰しております、気づいたら約一年もの間JOURNALが空いていました。今年は目には見えにくいアップデートを繰り返す、土台固めのような日々が続いています。HPもその一つで、今までより使いやすいように改善してみたり、気に入って頂ける方が先に購入できるようにしたりなど。今までできなかったことが様々な人にお願いして出来ております。感謝です。地道なインフラ整備ですが、次に向けてとても大切な準備。丸5年経って改めて点検したりメンテナンスする良い時間です。 ようやく少し寒くなってきたような、また暑い日が振り返すような不安定な日本。(そのうち東南アジアのような熱帯雨林になってしまうのではないかと心配しています。)ヘビーウェイトについて1年前に書きましたが、今回はミドルウェイトについてお話出来ればと思います。BODHIを始めた当初から展開している名アイテム。ヘビーウェイトの陰に隠れて存在感がないように見えますが、こぞってこちらを選ばれる方も多数います。こちらはカシミヤの梳毛(長く、細く、起毛していない毛)を束ねて高密度にニッティングしたロンT以上スウェット未満なアイテム。とても表面がフラットで、品があります。BODHI全般のアイテムにも言えることですが、デザインや素材に自分なりの適度なカジュアルさ=”日常”を残すことがポイント。極細毛を詰め込んで表面にほとんど編み穴が見えないほど細かくしていますが、繊細すぎるアイテムに見えないように素材をデザインしています。よくゲージ(網目の細かさ)が細かいほど貴重で贅沢だと言われますが、貴重さや希少性といったプレミアム感は、必ずしも本人との好みや相性とは直結しないものです。 主観ですが、「(密度の)細かさ:荒さ=(アイテムの)カジュアル:ドレス」に紐づく要素の一つだと思っています。自分は綺麗すぎる素材を着るのが苦手。どうも洋服に着せられているような浮いた雰囲気や気分になってしまう。だからと言って単純にラフなアイテムを着たい訳ではない。このなんとも言えない塩梅がBODHIの素です。それはTPOやドレス、カジュアルの垣根を超えたモノ作りを心掛けています。ヨーロッパ生地をアメリカらしいタフで実用的な機能を付け加えてラフに着たい感覚。食事に例えてみたら、フルコース=ドレス、定食=カジュアル。その間に新しく定義する、良質な素材で作られた定食=質の良い品のあるカジュアル=BODHI。そんな少し特別な、自分なりにいいとこ取りをしたミドルウェイトスウェット。今シーズンはラグランスリーブにしてよりどなたでも着やすくしました。ぜひ、この秋冬に騙されたと思って試してみて下さい。(笑) BODHI / S.Mizutani 【MIDDLEWEIGHT SERIES】 ⇨LINK IN BIO It's been a while since I last posted here, and I realized that it has...