こんにちは。
今週11/27(水)より新宿伊勢丹メンズ館1Fにて、”ウールと、ちょっとカシミヤver2”が始まりました。前回は5月の上旬に開催されたイベントの第2弾。今回はECでラインナップしているカシミヤアイテムの一部を展開しています。普段見て頂けない品物を、手に取って頂ける貴重な期間を頂きました。週末は私も在店する予定でいます。ご興味のある方ぜひお越し下いませ、12/10(火)までです。
今回は機能性から見たミドルウェイトの魅力について。
前のマガジンでも紹介させて頂いたミドルウェイトシリーズ。軽量かつ快適な着心地を提供しつつ、機能性と洗礼されたデザインで日常使いから特別なシーンまで幅広く活躍します。今回はそのポイントを簡単にご紹介致します。
1、軽さと快適性で抜群の着心地
ミドルウェイトは梳毛と呼ばれるカシミヤの中でも特別な原毛を使用し、軽さと強度の高さを両立した編み組織。この性質がカシミヤのパフォーマンスを向上させ、体に対する不快感をなくします。さらに天然素材は静電気が起きにくく、身体への不快感を与えにくくストレスフリーにしてくれます。
2、温度調整に優れた高機能素材
コットンや一般的なウールと異なり、室内外の温度や湿度の差を調整する優れた機能を持つカシミヤ。寒い季節はインナーとしてレイヤーを組むことで、真冬の外出も安心です。また通気性がとても良いため、室内や電車の中でも暑くなりすぎず汗をかきにくい利点も。
3、実用的な機能美を取り入れたデザイン
このミドルウェイトシリーズは、ラグランスリーブを採用。これは素材の軽さに加え、ラグランによる肩、肩甲骨周りの可動領域を高めることで着心地を向上させることができます。また脇下にはサイドリブのデザインを取り入れ前後左右の伸縮性をフォローし、あらゆる角度からのフィットに適応。そして二本針ステッチによる補強は通常ニットには使用しませんが、ミドルウェイトの厚みとケージの細かさだから成り立つディテールです。
機能が無駄なく上手く成り立つと、結果デザインも良くなる。ーそれはプロダクトデザインに通ずる考え方で、私たちは素材をすでにデザインしているため、できるだけ余分な装飾を付け加えることなく、完成形を目指しています。