シルクの可能性 - BODHIが手に入れた新たな素材

シルクの可能性 - BODHIが手に入れた新たな素材

この25SSより、BODHIは新たにシルク素材の展開を始めました。

これまでカシミヤに絞ったアイテムの展開を行なってきたので、方向性を変えたのかと思われるかもしれません。全く方向性は変えておらず、逆にカシミヤ素材における究極がいよいよ完成し、次のフェーズに上がる段階に至る時がきました。BODHIはスタート当初から”機能性素材としてのカシミヤ”の取り組みを行なってきました。それは”カシミヤ=暖かい、冬アイテム”という概念ではなく、吸湿、消臭、耐久性に強いなど、通年通して性能を発揮する新たな価値を創造すること。その開発にある一定のゴールが見え始めた今、次に注目した天然素材がシルクでした。

シルクはカシミヤに共通することが多くあります。長繊維であることや、通年を通して着用できる素材であること、手触り肌馴染みに長けている動物性タンパク質であることなど。異素材ながら共通項の多さがカシミヤと同じように新たな開発が出来ると考えました。以前もお話したかもしれませんが、現在利用される合成繊維は、元々は天然素材の大量消費のために開発された代替素材。であれば、天然素材本来の性質をより引き出すことが最もベストであり、加えて現代の技術で利点を活かすことができるのではないか。

モノ作りをよく料理に例えますが、これまで扱いにくいとされていたシルクも下ごしらえと料理方法で、見え方はもちろん、扱い方も変わると考えています。シルクもラグジュアリーな素材として扱われる高級素材の一つ。高級と言われる要素を因数分解したとき、一つには希少性が含まれると考えています。一過性の消耗品で終わってしまえば、この高級素材は勿体無く感じますが、私が提案するそれは、まるで日本人における一汁三菜のような、デイリーに飽きる事なく愛用できる上質な日常品への提案。”自然と共生する、究極の日常着”のように手に入れた時よりもより良く、BODHIらしく体現していきます。

 

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