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カシミヤが叶える着心地とスウェットが紡ぐ普遍性――ヘビーウェイトスウェットの魅力

カシミヤが叶える着心地とスウェットが紡ぐ普遍性――ヘビーウェイトスウェットの魅力

こんにちは。

ここ2、3ヶ月ほどずっとサイドゴアブーツの合うものを探しています。理想はドレス過ぎずカジュアル過ぎない中間的なアイテム。どちらかのシチェーションしか使えないものは苦手です。自分がアイテムを求める条件は、旅にそのまま行っても機能するかどうか。そうなると、良質なシボまたはヌバックでラウンドトゥ、そしてビブラム系ラバーソールで…ただただ想像だけが膨らみ未だ見つけられないまま、今年も終わりそうです…笑 今回はヘビーウェイトの特徴についてディテールから機能性まで、お話できればと思います。

 

そもそもカシミヤは繊維自体が呼吸をするように機能し、吸湿性、通気に優れた素材です。他の獣毛よりとても細く油分を多く含むため、とても軽く肌触りよく、そして保温性が高いのです。いわゆる保温性が高く”熱がこもる”ことは、吸湿性、通気性が悪い素材に起こる現象ですので、カシミヤはそんなことがありません。

 

ヘビーウェイトの組織は、通常の編み目を度杢を詰めて隙間を無くし、さらに厚みを一般的なセーターの倍以上に仕上げ防風の性能も完備しています。また度詰めにするもう1つの理由は、編み目による凹凸がフラットな表面に見えるため、見え方はまるでスウェットになるよう追求。

 

ベースは70’Sのスウェットを、シルエットは90’sを参考にしつつオリジナルに作り上げています。大きな特徴は袖と裾のリブ。長くて適度に締まるテンションのかかったそれは、外気を中へ入れない仕組みでありながらリブの調整によって、オールドスクールな着こなしから現代のスタイリングまで網羅しています。

 

またニット特有のリンキングによる目減り(段差のようなデザインとなる編み模様)を無くし、直線的にステッチを仕上げることで細かなディテールまでスウェットにしています。

 

当初このヘビーウェイトを作る際に考えていたことは、夏の格好からそのまま冬になってもスタイルを変えずに過ごせることと、そして重ね着をしなくとも暖かく入れること。ですので着用する際は、インナーにはTシャツorロンT1枚で十分です。(出来るだけ肌に直接触れている方が機能性が増します。)この上に軽いアウターを羽織れば、基本的に都会の冬は過ごせるくらいのスペックです。


スウェットにデニムのスタイルは、個人的にも好きなスタイル。最近はブラックデニムがですかね。経年変化を楽しみながら自分のものに馴染ませていく過程は、やはり楽しいです。好きなスウェットがカシミヤであれば、流行りやスタイル関係なくずっと着続けられる。そんな好きであるものを変わらないでいられるように表現しています。ぜひ最上級のカシミヤによるヘビーウェイトスウェットを試して下さい。

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